慢性扁桃腺炎は、手術をしなければ
風邪の時などに扁桃腺が腫れることがあります。扁桃腺の腫れは、病院で処方される薬を飲めば数日で治すことができるものですが、しっかりと治さずに放っておいたりすると、慢性的に扁桃腺が腫れてしまうようになります。慢性扁桃腺炎は、手術をしなければ治すことができません。
体調を崩すとすぐに扁桃腺が腫れるようになったり、慢性的の腫れが原因で腎臓などの臓器に障害が出たり、扁桃腺が肥大することで睡眠時無呼吸症候群になってしまうと、手術をすすめられるかと思います。手術は、全身麻酔をして扁桃腺の周りの皮膚を剥がして、扁桃腺をくり抜いてとってしまうものです。手術はそれほど難しいものではなく、通常は1時間程で終わってしまいますが、炎症の影響で癒着が激しい時など場合によっては長びく可能性もあります。
手術の後は大体1週間程の入院が必要ですが、回復するまでの1週間が大変で、のどが痛くて食べ物もあまり満足にとれないという人も多いようです。注意が必要なのが、手術の後の合併症です。術後に出血がひどかったり、のどに激しい痛みを感じたり、味覚障害や発音障害などを起こすことが合併症として挙げられます。手術の後の回復は、子供のほうが早いと言われています。扁桃腺が腫れやすい人は歳をとる前に、なるべく早く手術をしていたほうがよいようです。